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ハンドメイドギフト
クリエイター
2026.04.09

赤ちゃんやペットの足型を“飾れる思い出”に|ボタニカルボードで残す新しい記念のかたち

赤ちゃんの足型を取ったことがある方は、多いと思います。筆者もそのひとりです。
我が子の小さな足型を大事に置いています。
 
思わず手を止めて、「きゃー!こんなに小さかったの!?」と驚き、自分の手の大きさと比べてしばらく見入ってしまう、そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。
 
 
けれど、その後はまた、引き出しの奥のアルバムの中へ。
大切なもののはずなのに、日常からは遠ざかっていきます。
思い出を「残した」はずなのに、「残っている」とは言い切れない…。
だからこそ、“残しているのに、遠ざかっていく” そう感じたことはありませんか。

記録が作品に変わるまで

そんな想いに応えるように生まれたのが、HanaCocoに掲載中のハンドメイド作品
「BOTANICAL BOARD あしあと」です。
 
足型を花で表現するという、一見やさしく可愛らしい作品です。
けれど、この作品の魅力は見た目の可愛らしさだけではありません。

 
このボタニカルボードを制作されているLibertas Labo Anyさんにお話を伺いました。
 
「生まれてきてくれたことや、大切な人への想いを、かたちにしたい」
 
そう語る言葉は静かでありながら、確かな芯を感じさせるものでした。
 
足型に重ねるお花の色や種類で、名前に込めた意味や願いが表現されます。
それによって、単なる「記録」だったものが、想いをまとった「作品」へと変わっていくのです。

制作の工程についても伺いました。
「オーダーでは、イメージカラーをひとつお聞きしています。そこから、お名前や雰囲気を感じ取り、その子の世界観を考えていきます」
 
色ひとつから、世界を広げていく。
どんな空気感を持っているのか。
どんな花が、その子らしさを引き立てるのか。
 
言葉にするとシンプルですが、
その背景には、ひとつの足あとにじっくり向き合う時間があります。
 
「手のひらほどの限られた小さな世界だからこそ、その中でしっかり表現できるお花を選ぶことを大切にしています」

「その子らしさ」を花で表現する

もともとLibertas Labo Anyさんは、動物などさまざまなモチーフをシルエットとして表現する作品を制作していました。
 
その制作の中で、
「母への誕生日プレゼントに」「先生への感謝を伝えたくて」「愛犬にそっくりで」など、購入される方それぞれの想いに触れる機会が多くあったといいます。
 
そうした言葉に触れるたび、「もっと、その人だけの特別な気持ちに寄り添える形はないか」と考えるようになり、たどり着いたのが「あしあとフラワーアート」でした。
 
オーダーメイド作品には、似顔絵や名前などさまざまな表現がありますが、Libertas Labo Anyさんが大切にしてきた素材は「ドライフラワー」です。
 
この素材で「その人だけのもの」をどう表現するか、そして気持ちをどう届けるかを考えたときに、「足型」というかたちに行き着いたといいます。
 
制作では、お花それぞれが持つ個性を大切にしています。
決して整えすぎず、のびのびと咲く「自由さ」を重ねていきます。
その自然な重なりが、その子らしさとして現れる。
そんな想いで、一点ずつ、心を込めて仕立ていくそうです。

オーダー方法はとてもシンプル

ところで、「オーダー」と聞くと、少し構えてしまう方もいるかもしれません。
その点についてもお聞きしました。
 
 「足型のスタンプがあれば、その写真を撮っていただくだけで大丈夫です。スタンプがない場合は、足裏を正面から撮影していただければ制作できます」
 
さらに、制作前には完成イメージの確認もできるとのこと。
「配置やサイズ、ボードの色などを事前にご確認いただいています」
仕上がりが見えない不安を、あらかじめ取り除いている点も印象的でした。
 
制作期間はおよそ2〜3週間。
その時間もまた、ひとつひとつ丁寧に向き合っている証のように感じられます。
 
そして、作品は“飾ってこそ”完成します。
 
「玄関やリビングなど、目に入りやすい場所に飾っていただけたら嬉しいです」
 

オーダーという名の対話

また、これまでの印象に残っているオーダーについて伺いました。
 
「夏生まれの赤ちゃんで、『空のような青とひまわりの黄色』というイメージをいただいたことがありました」
 
その言葉の中には、すでに想いが込められています。
 
「その気持ちに寄り添えるように、青と黄色のお花で表現しました」
完成した作品は、単なる配色ではなく、その子の物語の一部のように感じられたそうです。
「オーダーでありながら、対話でもある」そんな素敵な関係性が垣間見えます。

赤ちゃんだけじゃない。広がる使い方

この作品は、誰のためのものでしょうか。
親のためか、子どものためか、
あるいは、未来の自分のためか。
 

「今の気持ちを、そのまま残していただけたら嬉しいです」
それは、赤ちゃんだけに限らずいえること。

たとえば、かわいいペットの足あとを残したり、
お孫さんの誕生をきっかけに贈ったり、
大切な方への特別なギフトとして選ばれる方もいらっしゃるそうです。
 
 
あの小ささも、そのときの気持ちも、あとから同じかたちで取り戻すことはできません。
 
 
今の気持ちを残すのか、それとも流してしまうのか…。
大げさに聞こえるかもしれませんが、あとで静かに心に効いてくるのは、この違いなのだと思います。
 

暮らしに溶け込む大切な存在の記録

「BOTANICAL BOARD あしあと」は、足型から作る、世界にひとつだけのボタニカルアートです。
その小さなあしあとは、わが子やお孫さんはもちろん、そばで時間を重ねてきたワンちゃんやネコちゃんといった大切な存在の記録として残せます。
 
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを用いて、その子の形と想いを丁寧に表現し、
暮らし中で自然に思い出せる、そんな残し方、素敵だと思いませんか。
 

 

HanaCoco編集部より

今回ご紹介した「BOTANICAL BOARD あしあと」は、HanaCocoサイトでご購入いただけます。
それぞれの仕上がりやオーダー方法は、こちらからご覧いただけます。ぜひのぞいてみてください。
 
▶ 赤ちゃん用はこちら
▶ ペット用はこちら


この記事を書いた人

阪口ゆうこ
ミニマリスト/コラムニスト。Instagramフォロワー10万人超。40代以降の暮らしをテーマに、ムダを削ぎ、余白を整える生き方を綴っている。日々の生活で気づいたことや、セカンドライフの始まりに見えてきた景色を、等身大の言葉で届けている。愛猫家であり、猫たちに人生を乗っ取られがち。
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