押し花アートの第一人者 杉野宣雄(すぎの のぶお)
世界的な押し花アーティストとして、自然の美しさを追求。1996年福岡県大牟田市生まれ。生花の自然色を保つ押し花加工技術や、立体的な自然色のドライフラワー「レカンフラワー」など多数の特許技術を開発。1998年にはアメリカ最大の花の祭典「フィラデルフィアフラワーショー」の押し花コンテストで日本人初のグランプリを受賞し、1999年の横浜での初の個展には6日間で約5万人が来場して一大ブームに。日英文化交流事業でも高い評価を得る。
「世界押花芸術協会」設立や国際公募展創設、インストラクター育成など、押し花を芸術・文化として普及に尽力。「メイプル・ノブ」ブランドでのブライダルブーケのアフターブーケ商品も人気を博す。2021年東京五輪・パラリンピックのメダリストへのビクトリーブーケの押し花アート制作、2023年NHK朝の連続テレビ小説「らんまん」への協力など、多彩な活動を展開。NHK「趣味の園芸」オープニング動画への作品提供や雑誌「ハルメク」と協力したワークショップで愛好者の輪を広げている。著書多数。現在、世界押花芸術協会会長。